🏎️ 映画『F1』観た(ネタバレあり)

ブラッド・ピット主演、映画『F1』を公開日翌日にIMAXで観てきた。F1ファンとしてはこれはなる早で観ねばならない。前評判通り、音と映像の迫力が素晴らしくて、IMAXで観たのは大正解であった。普段のレースもこの環境で観たい。

https://youtu.be/W2jUhkJVPQ8?si=QeoWFf4PFPwb2S6Q

以下ガンガンネタバレします。

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ブラピ演じる主人公のソニー・ヘイズは、元F1ドライバー。90年代に活躍したが、大クラッシュの末再起不能になり、その後車中泊暮らしのギャンブラーに落ちぶれるが、レースが忘れられず、たまにどこかのレースにふらっと参戦してまた去っていく、流しのレーシングドライバーとなる。

映画は、その主人公が助っ人参戦したデイトナ24時間耐久レースのシーンからはじまる。初っ端のこの映像がかっこいい。なんならF1本体よりもいいかもしれん。

そんな主人公のもとに、かつてF1時代共に走った元レーシングドライバーで、現在F1のチーム監督をしている旧友が現れる。チームが火の車でこのままだとヤバいんで、主人公に自分のチームのドライバーになってほしいと持ちかける。

ちょっと待て……まず、この主人公は何歳設定なのだ。映画中では年齢は明かされなかったが、どうやら90年代にF1ドライバーとして活躍したらしく、当時乗ってた車は黄色いキャメルカラーで、ロータス99Tとかロータス102あたりと思われる。

劇中で主人公と、おっさん同士頑張ろうな的なハイタッチをかましていた現役最年長のフェルナンド・アロンソ(43)はおろか、マックス・フェルスタッペンの父上ヨス(53歳・元F1ドライバー)よりも、劇中盛んにソニーと絡み、現実同様問題児として活躍していたケビン・マグヌッセンの父上ヤン(51歳・元F1ドライバー)よりも、かなり年代が上であろう。下手したら80年代に走ってた人の可能性がある。

1990年にロータスで大クラッシュし生死を彷徨った、マーティン・ドネリーが、主人公の設定のモデルになっているのではという説をTwitterで見かけた。ブラピは現在61歳、ドネリーも61歳、事故当時のマシンもロータス102だし、この説は有力そうだ。ドネリーは事故の後遺症によりハンディキャップを負いながらも、現在もドライバー育成や、F1のスチュワードとしてもレースに関わり続けているという。

(自分は見逃してしまったが、エンドロールにドネリーへの謝辞が書いてあったらしい。劇中出てきた事故シーンの映像もドネリーだったのかも?)

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話を戻すが、61歳がF1でフルレースディスタンスを走り、さらに最終的には優勝してしまう。しかもそのチームは、シーズン中盤くらいまでは最下位グリッドが定位置だった。完全にファンタジーだ。いや、ないない。でも、細けえことはいいんだよ。かっこよけりゃいいんだよっていう、おもいきりアメリカン。

わかりやすい、ちょっと古風なアメリカンなストーリーに、かっこいい映像と音作りと、F1のカッコ良さや華やかさ、走りへの執着、チームプレイ、政治のドロドロ感などの魅力も織り交ぜられつつうまくパッケージされてて、うん、これはこれで大変楽しめると思った。年々アメリカナイズされてきている今時のF1ぽさも感じた。F1知らない人でも存分楽しめるであろうし、これをきっかけにF1そのものにも興味を持つかもしれない。F1は基本的にちょっとややこしいので、これくらいドラマチックに脚色しないと、エンタメ映画として提供するにはおもろくなんないかも知れない。

もちろん、F1ファンとしても色々と楽しい。なんたって、本物のグランプリが出てきて、本物のドライバーやサーキット、チーム監督も出てきてちょっと活躍するのだ。最初にシルバーストーンが映ったシーンや、イギリスGPが始まったシーンはアガッたなぁ。うおぉ、マゴッツ、ベケッツ、チャペル……!あっ、ホーナーだ!マックスだ!ルクレールだ!角田……は顔は映らない……!

あと、F1ファン的にアツいのはエンドロール。出演した全ドライバーの名前が出てきてうれしい……しかも最後に一行空けて、"ROSCOE" と出てくる。ロスコー!ハミルトンの愛犬🐶 ルイス・ハミルトンは、本作のプロデューサーとしても名を連ねており、その愛犬が目立つところにクレジットされているのは、なんとも味わいがある。

また、エンドロールの最後の方には、F1チーム名と舞台になったサーキット名も並ぶので、これでまたちょっと目頭が熱くなる。

そろそろ、文章書くのがめんどくさくなってきたので、以下気になった点、ニヤリとした点、我が家で話題に上がった点などを箇条書きで羅列してみる。

  • 主人公の属する架空のチーム、APX GPのオフィスは、もろマクラーレン本社でしたね。映えるもんなあ
  • 風洞実験シーンやシミュレーターのシーンもアツい。今時はあんなんなってるんだなあ
  • Appleの映画だからか、出てくるディスプレイがいちいちAppleの高いやつだぁ……
  • ギュンターいい仕事してた。また表舞台に戻ってきてくれぇ
  • 最後のトトが草
  • あれ、ホーナーだけセリフないの?
  • ストロール坊ちゃんのマシンやたら映らん?何かの力関係が……?
  • 嫌な質問をしがちなジャーナリストの、見た目のジャッキー・スチュワート感よ
  • ヒロインの女性テクニカル・ディレクター、なんでもやるなあ
  • あとラブ要素とかラブシーン要る……?アメリカ的にはああいうの入れないとダメなんすか。ダメなんだろな
  • チームメイトのJPのキャラはもう少し掘り下げて欲しかったかもなぁ
  • チームメイトのJPのクラッシュ、飛びすぎ、燃えすぎ。救助結構遅かったし、ダメかと思った……グロージャンより燃えてたんじゃないか
  • だからあの雨でスリックタイヤは無理じゃろ
  • えっ、そこでタイヤ付け直すの??
  • えっ、あれ10分で直るの??
  • 主人公、あれ実際やったら、ペナポ溜まってすぐ出場停止とかになりそう。マグヌッセンはちゃんと出場停止になったぞ(だから細けえことはいいんだよ
  • 次また負傷したら今度こそ再起不能になるけど、それでもやるのかって設定、昔よく見た気がするが、何で見たのか思い出せない。昭和ぽい懐かしさある
  • レースシーンが思ったより多かったの良かったな。車が走るシーンがとにかく良い。最後のアブダビのファイナルラップのシーンとか、バハのシーンとかもホントに良い
  • ブラピ、鍛えてるけど下っ腹がちょっと出てるのリアルで良い。トム・クルーズなら下っ腹は出さなそう
  • しかし、今時の映画はやっぱり長いなあ
  • 直後に調子に乗ってリロ&スティッチも観たら、それも存外に良くて、完全にF1の余韻が無くなってしまったw 映画は一日一本までにしましょう

もう一回くらい観に行くかなあ。今度は4DXで。めっちゃ揺れるらしい🫨

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